☆ フランシスコ・フランコ(1892年)、盧泰愚(1932年)、田村淳(1973年)、木下優樹菜(1987年)などあんたバカぁ? な人たちの誕生日。おっと、このセリフを使う人の誕生日(2001年)でもある。 ☆ 日本ボクシング界の内紛が世界レベルにまでエスカレートし、薬師寺派が辰吉派を下し勝利をおさめる(1994年)。 ☆ ネトウヨが、好意で公園を使わせて貰っていた在日朝鮮人に恫喝(2009年)。自分でその一部始終を動画に残す辺り、最初からパクられることを前提として行動していたと思われる。
本日記載附録(ブログ)
エボラ、マールブルグ、ラッサ、クリミア・コンゴなどの出血熱
インフルエンザ、ノロ、マダニから移るSFTS
ウイルス性の「新興感染症」の研究と新たな治療薬の開発
バイオテロ対策への貢献で文部科学大臣表彰科学技術賞をも受賞
= 感染症医療分野で未踏の領野に挑む・安田二朗(09/nm)=
【この企画はWebナショジオ(文=川端裕人、写真=的野弘路)】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)
第4回 エボラ出血熱で約5500頭のゴリラが死んでいた =3/4=
これまで安田さんがエボラウイルスと付き合ってきたのは、あくまで実験室の中、さらにいえば「顕微鏡下」であったりした。それがはじめて「ゴリラがいるようなジャングルの中」という強烈な認識がリアリティを持って飛び込んできた。
さらに獣医らしい観察力を発揮する。
「──研究所がある郊外や、それよりももっと暮らしのレベルが低いところでアウトブレイクが起きるんです。大きな川が流れているので野生動物が水を飲みに来てて、中にはそこで死ぬやつもいます。そういう死骸をブッシュミートとして食べたり、触ったり、あるいは毛皮を売ったり、そういうことをすることによって、感染のリスクが高まりますよね」
「──実は、このフランスヴィルの感染症研究所には、同じ施設の中に霊長類センターもありました。ゴリラも保護されています。それで、教えてもらうわけです。感染症は人だけで問題になってるんじゃない。当時、過去5年間で5500頭ぐらいのニシローランドゴリラがエボラで死んでると。僕ら、あんまりそういうことは気にしてなかったですから、病原体を知るには生物界全体、あるいは地球環境全体を考えないといけないとなというのもあって。で、それがゴリラだけでは当然終わらないんです。ゴリラの肉ってやっぱり貴重なんで、現地の人は、食べたり売ったり、先進国から来た珍しい物好きの観光客に振る舞ったりするから、ヒトにも感染するリスクがあるんですよ」
「──実は、このフランスヴィルの感染症研究所には、同じ施設の中に霊長類センターもありました。ゴリラも保護されています。それで、教えてもらうわけです。感染症は人だけで問題になってるんじゃない。当時、過去5年間で5500頭ぐらいのニシローランドゴリラがエボラで死んでると。僕ら、あんまりそういうことは気にしてなかったですから、病原体を知るには生物界全体、あるいは地球環境全体を考えないといけないとなというのもあって。で、それがゴリラだけでは当然終わらないんです。ゴリラの肉ってやっぱり貴重なんで、現地の人は、食べたり売ったり、先進国から来た珍しい物好きの観光客に振る舞ったりするから、ヒトにも感染するリスクがあるんですよ」
そしてこのような認識に至る。
「僕も一応、出身は獣医なので、やっぱり感染症というのは、生態学として見ないといけないなっていうのを強く感じたんですよね。あと、やっぱり疫学も重要。当時、分子生物学がどんどん興隆してきてる時期で、やっぱり何かそっちのほうが最先端っていう感じがしてたんですけど、疫学もきちんとやって、現地でも患者さんに直接、治療や診断で貢献できるようなこともしないといけないんです。現地にはなかなか開発能力はないですし、先進国がもっと頑張って、こういう感染症に立ち向かわないと」
非常に重要な論点が出てきた。
分子生物学、生態学、疫学、というのは互いに相反するものではないけれど、方向性が違う。
分子生物学は、その名の通り分子レベルでメカニズムを考えようとする。いわばミクロな顕微鏡下の世界。
明日に続く・・・・・
【参考資料】 : 後天性免疫不全症候群(3/4)
発病期-2-
◎ C.細菌感染症 9.化膿性細菌感染症(13歳未満で、ヘモフィルス、連鎖球菌等の化膿性細菌により以下のいずれかが2年以内に、2つ以上多発あるいは繰り返して起こったもの) (1)敗血症 (2)肺炎 (3)髄膜炎 (4)骨関節炎 (5)中耳・皮膚粘膜以外の部位や深在臓器の膿瘍 10.サルモネラ菌血症(再発を繰り返すもので、チフス菌によるものを除く) 11.活動性結核(肺結核又は肺外結核) 12.非結核性抗酸菌症 (1)全身に播種したもの (2)肺、皮膚、頚部、肺門リンパ節以外の部位に起こったもの
◎ D.ウイルス感染症 13.サイトメガロウイルス感染症(生後1か月以後で、肝、脾、リンパ節以外) 14.単純ヘルペスウイルス感染症 (1)1か月以上持続する粘膜、皮膚の潰瘍を呈するもの (2)生後1か月以後で気管支炎、肺炎、食道炎を併発するもの 15.進行性多巣性白質脳症
◎ E.腫瘍 16.カポジ肉腫 17.原発性脳リンパ腫 18.非ホジキンリンパ腫 19.浸潤性子宮頚癌(※)
◎ F.その他 20.反復性肺炎 21.リンパ性間質性肺炎/肺リンパ過形成:LIP/PLH complex(13歳未満) 22.HIV脳症(認知症又は亜急性脳炎) 23.HIV消耗性症候群(全身衰弱又はスリム病)
(※);HIVによる免疫不全を示唆する所見がみられる者に限る。
感染経路
HIVの初期症状は、発熱、リンパ節の腫れ、咽喉の痛み、だるさ、口内炎、発疹、慢性的な下痢、筋肉痛などであり、風邪やインフルエンザの症状と全く変わらず、症状から感染を判断することは難しい。また、潜伏期間が10年と長く感染に気付きにくい。よって、下記の感染の可能性のある行為の経験がある場合は、早めに保健所などでの検査を受けることが重要となる。
HIVは通常の環境では非常に弱いウイルスであり、一般に普通の社会生活をしている分には感染者と暮らしたとしてもまず感染することはない。一般に感染源となりうるだけのウイルスの濃度をもっている体液は血液、精液、膣分泌液、母乳が挙げられる。一般に感染しやすい部位としては粘膜(腸粘膜、膣粘膜、口腔粘膜など)、切創や刺創などの血管に達するような深い傷などがあり、通常の傷のない皮膚からは侵入することはない。そのため、主な感染経路は以下の3つに限られている。
つづく
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