ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=平成5年01月08日<ⰧⰊⰧ
☆★ 本日になっても正月な気分でいる貴方は、日常に復ることを自覚すべき。 なに、平成に改元(1989年)。 &so ドサクサ紛れに唐を脱け出して西域・インドを徘徊していた玄奘三蔵が、16年ぶりに数多くのお経をお土産に戻って来る(645年)。☆★ シャルル・ド・ゴールが7年間限定ながらフランスの絶対君主となり(1959年)、その後10年に亘ってフランスに君臨した。☆★ 北の将軍様、どこかで生まれる (1984年)。 そんなことより、「韓人愛国団」の李奉昌が恐れ多くも昭和天皇の暗殺を狙った襲撃事件である桜田門事件(1932年)発生。
本日記載附録(ブログ)
小惑星イトカワのサンプルを地球に持ち帰った「はやぶさ」
太陽系の形成や進化の謎を探るため、「はやぶさ2」の開発がいま急ピッチで進行中だ
探査機に搭載する観測機器のスペシャリスト、岡田達明教授……
【この企画はWebナショジオ】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)
=太陽系の進化の謎を探るため、探査機に搭載する観測機器のスペシャリスト=
岡田達明(04/mn) ◇◆ 第2回 宇宙と「地形」への興味から「はやぶさ」の研究へ=1/2= ◆◇
岡田さんは観測機器を開発して「はやぶさ」に搭載し、7年にわたるミッションの間、観測のみならず探査機自体の運用を担当し続けた経験を持つ。1プロジェクトのサイクルが長い宇宙機による科学探査をきちんと「1周」体験した中では、最若手の1人だ。ぼく個人としては(ほぼ)同世代の宇宙探査の証人として、興味津々でもある。
1968生まれの岡田さんは、物心ついた時には人類が月に到達していた最初の世代だ。アポロ計画は1973年に終わったから、少年期にリアルタイムで意識したのは無人の宇宙機による惑星探査だそうだ。
「カール・セーガンというアメリカの有名な惑星科学者が出演した『コスモス』というテレビ番組をよく覚えています。パイオニア10号、11号が飛んで、木星などを初めて近くで撮った写真とかが紹介されて。あと60年代から70年代にかけて、アメリカの探査機が火星、金星、水星に行っているわけです。内惑星系プラス木星、土星ぐらいですね。それまでに分かっていた知見を彼が非常にわかりやすく説明してくれたんです。日本の図鑑だと古い情報しかなかったのに、写真も非常に鮮明で衝撃的でした」
テレビ番組「コスモス」は、日本では1980年に放映されている。世界中に番組販売され、書籍版も国際的ベストセラーになったので、同時代に生き、宇宙探査に興味がある人なら、住んでいた国を問わず、かなりの割合で話題が通じる。岡田さんのように、適した年代に出会っていれば、これをきっかけに宇宙に目が行った、という人も多いだろう。
この時点で、岡田さんはすでにある指向性を持っていたそうだ。
「特にググッと来たのは地形なんです。私は変わっているといいますか、地形などを見て感動するタイプなんです。これは地球でもそうでして、旅行でも火山とか山の稜線とかを見るのが好きですね。そういうわけで、外惑星よりも、内惑星のほうが好きなんですよ。当時の世間の雰囲気としては、地球と似ているはずの火星や金星に、期待された生命はいなかったと意気消沈しているふうだったと思うのですが、私はそう感じなくてですね、むしろ面白い、と」
ここで念のために確認。外惑星、内惑星という区分は、わりとよく使われていて、一般社会では、地球とさらに内側の金星、水星を内惑星としていることが多いようだ。ところが、現代の惑星科学では、この区分にはあまり意味がなく、むしろ、小惑星帯よりも内側の岩石惑星がある領域を内惑星(つまり、火星・地球・金星・水星)、その外側のガス惑星の領域を外惑星(木星、土星、天王星、海王星)とする場合が多いという。
さて、1976年、地球に似た岩石惑星である火星に着陸したバイキング1号、2号は、生命の兆候を見つけられなかった。金星は金星で、非常に高温でとうてい地球のような生命は存在し得ないと分かった。ぼくもかなりがっかりした気がする。その後、パイオニア、ボイジャーといった、外惑星に向かう探査機が「外へ外へ」と視野を広げていく時代に、岡田さんはあくまで、きちんと「地形」のある内側の惑星に関心があると自覚したというのだから、かなり根源的な興味なのだろう。
・・・・・・明日に続く
…… 参考資料: はやぶさ 2 (1/2) ……
はやぶさ2は、小惑星探査機「はやぶさ」(第20号科学衛星MUSES-C)の後継機として宇宙航空研究開発機構 (JAXA) が打ち上げた小惑星探査機である。地球近傍小惑星 「リュウグウ」への着陸およびサンプルリターンを行った。「はやぶさ2」という名称は探査機を用いる小惑星探査プロジェクト名にも使われている。開発・製造は日本電気が担当した。
2014年12月3日に種子島宇宙センター大型ロケット発射場からH-IIAロケット26号機で打ち上げられた。搭載した回収カプセルは日本時間2020年12月6日に帰還し、サンプルリターンに成功した。はやぶさ2本体は地球を離れ、別の小惑星へ向かう拡張ミッションに移行した。
探査計画
「はやぶさ」がS型小惑星である (25143) イトカワを探査したのに続いて「はやぶさ2」ではC型小惑星であるアポロ群の (162173) リュウグウを探査対象とした[12]。リュウグウは、はやぶさ2の探査計画立案時に公転軌道が判明していた約46万個の小惑星の中で、そのスペクトル型が判明していた約3000個の小惑星の中から、はやぶさクラスの推進力で探査可能でスペクトルがC型であり、タッチダウン運用の可能な自転速度が6時間以上という条件を有する対象として、ほぼ唯一の候補に挙げられたためである。なお、2014年はリュウグウへ到達するために極めて望ましい打上げウィンドウ(打上げ期間)であった。次回のリュウグウへの打上げウインドウは10年後まで訪れない。
はやぶさ2計画には新たな生命の起源についての新たな知見をもたらす可能性がある[8]。アミノ酸は探査機スターダストで以前にも彗星の尾から採取されているが、はやぶさ2が目指すリュウグウはC型小惑星と呼ばれる炭素を多く含む炭素質コンドライト隕石と似た物質で出来ていると考えられる小惑星で、一部の炭素質コンドライトと同様に有機物を含有する可能性がある。地球近傍に存在する小惑星が有機物を含むことが実証されれば、これらが隕石として地球に落ち生命の起源に寄与したという仮説が成立することとなる。
計画立ち上げ
MUSES-C(初代「はやぶさ」)の打ち上げ以前から小天体探査フォーラムなどで後継ミッションについて非公式に検討が続けられており、当時は「ポストMUSES-C」、「はやぶさ」打ち上げ後は「ポストはやぶさ」と呼ばれていた。「はやぶさ」打ち上げ翌年の2004年には小天体探査ワーキンググループが発足して、より詳細な検討が行われた。この当時は1機または2機の探査機をスペクトル既知の複数の小惑星に送り込む「マルチランデブー&サンプルリターン」や「ファミリーミッション」と呼ばれる大掛かりな案もあった。
そして、「はやぶさ」が地球近傍小惑星イトカワの精密な科学観測を行い目覚しい成果を上げたことを受けて、JAXA宇宙科学研究本部(ISAS:後の宇宙科学研究所)内で本格的に次期小惑星探査計画が持ち上がった。2005年の第5回宇宙科学シンポジウムの時点では、次期小惑星サンプルリターンの構想として3つの候補が考えられていた。そのうちの1つは2012年にC型小惑星である 1998 KY26 に向けて打ち上げ、2017年の地球帰還時のスイングバイでさらに 2003 YN107 へ向かい、2019年に2個目のカプセルが地球帰還という計画案だった。しかし2006年初、後にリュウグウと命名される 1999 JU3 が探査目標に選定された。
・・・・・・明日に続く
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=「はやぶさ2」地球帰還までの軌跡 ~サンプルと想いは受け継がれた~=
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