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Channel: 【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》
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石の絞首台/ストーンヘンシ06/mn ; 歴史深層(026)

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ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=平成4年07月05日<ⰧⰊⰧ

☆★ ドイツとソビエト連邦による史上最大の戦車道の試合が始まる(1943年)。その数双方合わせて6,000台以上、2ヶ月近く撃ち合って敵側より多くの損害を出しながらも何とかソ連が勝った。☆★ タヌキの小平とキツネのフルシチョフが会談、イデオロギー論争で対立し決裂(1963年)。☆★ 一個190億円の超高級打ち上げ花火を行う民間企業「株式会社ロケットシステム」が発足。最初の2回の花火はちゃんと打ち上がったけど、3回目と5回目は失敗、文字通り打ち上げ花火に。ロケット代と人工衛星代、ウン百億円分の税金がパーに(1990年)。

本日記載附録(ブログ)

グレートブリテン・アイルランド連合王国南部₌ソールズベリー₌の北西近郊に在る環状列石

最も有名な先史時代の遺跡である。この直立巨石はBC2500年~BC2000年の間に建立された

夏至の日、ヒール・ストーンと呼ばれる6mの玄武岩と、中心の祭壇石を結ぶ直線上に太陽が昇る

【この企画はWebナショジオ】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)

◇◆  ストーンヘンジ期のブタ宴会、全島イベントだった =1/2=  ◆◇

全域から人が集まる初の「汎ブリテン島」集会と判明

   4500年前の宴の食べ残しであるブタの研究から、意外なことが明らかになった。ストーンヘンジ周辺にある先史時代の祭祀場に、ブリテン島全域から人々が集まっていたのだ。この論文は学術誌「Science Advances」誌に3月13日付けで掲載された。

 新石器時代後期(紀元前2800年~前2400年頃)には、ブリテン島南部のダーリントン・ウォールズ(ストーンヘンジを築いた人々が住んでいたと考えられている場所)やマーデン(ブリテン島最大の環状遺跡)などの祭祀場で大規模な宴会が開かれていた。

 ダーリントン・ウォールズの発掘調査では、冬の間に大規模な宴が開かれ、大量の豚肉と少しの牛肉を焼いて食べていたことが分かっている。発掘された8500点の骨を分析した結果、ブタとウシの割合は10:1だった。

 この地域のほかの祭祀場遺跡からもブタの骨が大量に出土していることは、新石器時代後期のブリテン島南部で、ブタ宴会の習慣が広まっていたことを強く裏付けている。こうした宴の目的が、(コミュニティーのバーベキューパーティーのように)地元の人々の親睦を深めることにあったのか、あるいは、近隣との同盟関係を強化することにあったのかはまだ分かっていない。

 そこで今回、ブタの骨を新たに分析したところ、予想外の結果が判明した。祭祀場とそこで振る舞われたごちそうが、ブリテン島の巨大な交流網のかなめになっていたのだ。ここまで交流が深く、社会が複雑だったとは、誰も予想していなかった。

ブタの骨は語る

 科学者たちは近年、人間や動物がすんでいた土地の情報が分かるストロンチウム同位体分析によって、宴に参加した人々の広がりを特定しようとしている。ストーンヘンジで火葬された人間の遺体と、ダーリントン・ウォールズから発掘されたウシの骨についての分析結果は、どちもかなり遠いところから(なかには今日のウェールズにあたる場所から)祭祀場にやって来たことを示唆していた。

 けれどもこれまで、ブタの骨の同位体分析を行おうとする研究者はいなかった。牛は遠くから連れてこられるのに対し、長距離の移動が苦手なブタは祭祀場の近くで飼われていたはずで、祭祀の参加者がどこから来たかを知る手がかりにはならないと考えられていたからだ。しかし、ブタを遠くから連れてくることは本当に不可能なのだろうか?

「正直なところ、豚の骨を分析して、人間の移動について何も分からなかったらどうしようと思っていました」と、論文の筆頭著者で英カーディフ大学の考古科学講師のリチャード・マジウィック氏は打ち明ける。

・・・・・・明日に続く・・・

…… 参考資料: ストーンヘンジ、地中に未知の17遺跡 =2/2= ……

◆地下遺跡の用途   

  新たに発見された17の遺跡は、多くが神殿のような構造に見える。ストーンヘンジが最も盛んに使われたのと同時期の小さな円形の構造物が、中心にある石の輪の周囲に配置されている。ガフニー氏は、イエス・キリストが磔刑に処せられるまでの道のりを再現する儀式「十字架の道行き」(Via Dolorosa)を例に挙げ、新石器時代にもそれに似た儀式があったのではないかとの見方を示している。

  「我々はここで、儀式としての行列や礼拝という概念の誕生を目にしているのかもしれない」とガフニー氏は話す。

 4000年以上前にイングランドのソールズベリー平原に建てられた、この謎めいた環状列石は、数世紀にわたって人々に畏怖の念を抱かせ、関心を呼んできた。

 手掛かりとすべき文字記録がないことから、この不可思議な巨石建造物をめぐって無数の仮説が唱えられてきた。ケルト人、古代ケルト宗教のドルイド教、ローマ人、さらにはアーサー王伝説との関連まで主張されている。もともと現在のような馬蹄形として作られたのか、完全な円形に石を配置していたのかといった建造当初の形も、盛んな論争の的だ。

 今年の夏、ストーンヘンジ一帯でたまたま乾燥気候が続き、かつて石が置かれていたことを示す地表近くの跡があらわになった。しかし、驚くほどの豊富な遺跡が地中に隠れているとは誰も予想しなかった。

◆最新技術で進む調査

 高度なリモートセンシングと地下マッピングは、ストーンヘンジに関する知見だけでなく、考古学の方法自体も変えつつある。

 スコットランド北方のオークニー諸島でも最先端技術による調査が行われ、ストーンヘンジよりも500年以上古い、全く未知の巨大かつ複雑な新石器時代の神殿群の存在が明らかになった。考古学者らは、この遺跡がストーンヘンジ建設に影響を与えた可能性もあると考えている。

 Photograph by Ken Geiger / National Geographic Creative

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・・・・・・山を彷徨は法悦、その写真を見るは極楽  憂さを忘るる歓天喜地である・・・・・

森のなかえ

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