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Channel: 【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》
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石の絞首台/ストーンヘンシ05/mn ; 歴史深層(025)

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ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=平成4年07月02日<ⰧⰊⰧ

☆★ 何かをぴーやアーン♥♥したりするからなのか、本日はタコの日。半夏生であり、ハゲの日でもある。☆★ 明智光秀が11日目にして天下人の防衛に失敗、自宅に帰ろうしたところリンチに遭う (1582年) 。☆★ 一僧侶が、京都市北山にあった庵を日本最大級の地金ごと火だるまにする(1950年=金閣寺放火事件)。

本日記載附録(ブログ)

グレートブリテン・アイルランド連合王国南部₌ソールズベリー₌の北西近郊に在る環状列石

最も有名な先史時代の遺跡である。この直立巨石はBC2500年~BC2000年の間に建立された

夏至の日、ヒール・ストーンと呼ばれる6mの玄武岩と、中心の祭壇石を結ぶ直線上に太陽が昇る

【この企画はWebナショジオ】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)

◇◆  ここまでわかったストーンヘンジ、その謎と壮大な規模 =3/3= ◆◇

火葬、宴会、「木」のヘンジ…解明される遺跡同士のつながりと意味

ウッドヘンジ

 ダーリントン・ウォールズの南にも「ウッドヘンジ」がある。1925年、飛行士のギルバート・インサールが上空から撮影した写真によって存在が確認され、後にウェールズ出身の考古学者モード・カニングトンが発掘を行った。

 カニングトンのチームが1929年に調査を終える頃には、航空写真に写った環状に並ぶスポットが、柱を立てた穴だったとわかった。中には8メートル近い高さの柱もあったと推測された。外側を土手と溝に囲まれて6つの環状に配置された木柱は、かやぶき屋根を支えていた可能性がある。中心には、割れた子どもの頭蓋骨が埋葬されていた。カニングトンはこれを生贄だと考えたが、調査のために持ち出された遺骨はその後紛失し、詳しく調べられたことはない。

 最近では2009年にSRPが、「ウェスト・エイムズベリー・リング」またの名を「ブルーストーンヘンジ」を発見したと発表した。エイボン川に近い側のアベニューの終点で見つかった、高さ2メートル近い立石からなる円形の構造物だ。

石の環は死者を、木の環は生者を

 一連の構造物は互いに関連し、文化的な関係や宗教的な意味でつながりがあったと考えられている。人々の信仰が具体的にどのようなものだったのかは、当然ながら何世紀にもわたって問われ続けてきた。SRPも2003年から2009年の間、遺跡群を何十回となく発掘し、造った人々の意図を探ろうとしてきた。

 明らかなのは、ストーンヘンジと周辺の遺跡群が全て、生と死にまつわる儀式に関わっていたということだ。SRPによると、ストーンヘンジの周辺ではわかっているだけでも63回、火葬が行われている。新石器時代のヨーロッパでは最大級の火葬場だったのだ。

 パーカー・ピアソン氏の調査チームが、オーブリー・ホールの一つで発見された数十体分の火葬人骨を分析したところ、多くの人はこの土地の生まれではなかったことが判明した。ストーンヘンジが古代のブリテン島全域から人々を引き付けていたことを支持する証拠だ。これらの遺跡群は、地域を統一する力として機能していたのだろうとチームは考えている。

 20世紀の天文学者ジェラルド・S・ホーキンズは、ストーンヘンジを「新石器時代のコンピューター」と表現した。巨石が天文現象に調和するように、意図をもって配置されているからだ。最も有名なのは6月の夏至と12月の冬至だ。しかし考古学者たちは、ストーンヘンジが単なる暦ではなく、生と死にまつわる宗教儀式を含め、様々な目的のために使われたと考えている。

 SRPは、ストーンヘンジは火葬された人々の存在に支えられた、祖先崇拝のための場所でもあったと考えている。また、ストーンヘンジの巨大な環状列石と、それによく似たダーリントン・ウォールズの環状木柱列との象徴的な関係も探究している。石の環は死者を、木の環は生者を表しており、それらを結ぶアベニューが、2つの世界のつながりを象徴していたのではないかというわけだ。   文=JULIUS PURCELL/訳=桜木敬子

次回は“ストーンヘンジ期のブタ宴会、全島イベントだった”に続く

…… 参考資料: ストーンヘンジ、地中に未知の17遺跡 =1/2= ……

イギリス南西部の巨石遺跡、ストーンヘンジ周辺の地中に、古代の遺跡、建造物、塚からなる未知の複合遺跡が数千年も眠っていたという驚きの調査結果が出された。研究者らは最新の技術を用いて地下の様子を探り、遺跡の存在を突き止めた。 新たに見つかったのは儀式に使う17の遺跡で、巨大な「死者の家」の跡、数百もの埋葬塚、そしてストーンヘンジの周囲をめぐる行列の道筋と思われる道の跡などが含まれる。

  また、ストーンヘンジにほど近い遺跡ダーリントン・ウォールズの場所に、周囲1.5キロに及ぶ「スーパーヘンジ」があった証拠も見つかった。かつては60もの巨石や木の柱が配置されてお、その一部はまだ地中に埋まっている可能性がある。  

  今回の発見は、ストーンヘンジを取り巻く一帯の高解像度3D地下マップを製作するという4年がかりの事業「ストーンヘンジ地中景観プロジェクト」(Stonehenge Hidden Landscape Project)の成果だ。  英国のバーミンガム大学と、オーストリアのルートビッヒ・ボルツマン研究所の研究者たちがプロジェクトチームを率いている。チームは地下レーダー、高解像度磁気探査機、その他最先端のリモートセンシング機器を使い、深さ約3メートルの地中の状態を地図に表した。

  合計で12平方キロ近くが探査機によって「発掘」されたこの調査は、同種のものとしては世界史上最も広大かつ野心的なプロジェクトとなった。

  中心となった研究者で、バーミンガム大学の景観考古学教授ビンス・ガフニー(Vince Gaffney)氏は、「地下に遺跡があるとは誰も考えていなかった」と驚く。「ストーンヘンジは単独の遺跡ではなく、豊富な遺跡から成る光景の一部だったことが分かった」。   ・・・・明日に続く

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・・・・・・山を彷徨は法悦、その写真を見るは極楽  憂さを忘るる歓天喜地である・・・・・

森のなかえ

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