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Channel: 【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》
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タイタニック号の処女航海_19/20 ; 歴史深層(019)

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ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=平成4年06月18日<ⰧⰊⰧ

☆★ 時代の寵児だったナポレオン・ボナパルトがワーテルローの戦いに敗れ、百日天下が終焉し、タダのデブの囚人に(1815年)。☆★ フランスから逃げ出したシャルル・ド・ゴールがラジオで大演説をぶって、時代の寵児となる(1940年)。&so、時代の寵児だった豊田商事の永野一男会長が、自らの虐殺プレイを生中継(1985年)。☆★ 朝日新聞が時代の寵児だったリクルートの贈賄疑惑をスクープ、瞬く間に政界を含めて時代の寵児と言われる面々が追及されることに(1988年)。

本日記載附録(ブログ)

「絶対に沈まない」といわれていた豪華客船タイタニックが沈没した

…海底に沈むタイタニック号、船体の保存が危機に瀕している…

【この企画はWebナショジオ】を基調に編纂(文責 & イラスト・資料編纂=涯 如水)

◇◆ 沈没100年、タイタニックに迫る危機 ◆◇

    海底に沈むタイタニック号への接近が容易になっていることで、船体の保存が危機に瀕しているという。 沈没から100年を迎える今年、タイタニック号への潜水ツアーが計画されている。100年前、極寒の北大西洋に沈んだ伝説の船を観光客に見せようというものだ。
 2週間で6万ドルというクルーズ旅行の一環として行われる同ツアーでは、観光客2人が操縦士1名とともにロシアの潜水艇ミールに乗り込む。幅2.1メートル足らずの潜水艇で約2時間半潜ると、タイタニックの眠る場所にたどり着く。往復約8~10時間の深海旅行だ。
 潜水艇をチャーターしての見学ツアーを主催するディープ・オーシャン・エクスペディションズ社(Deep Ocean Expeditions)のロブ・マッカラム(Rob McCallum)氏は、次のように述べている。「人々の心をとらえる要素の1つは、ほとんど海の伝説と化しているこの船を、直接目の当たりにできることだろう」。
 ディープ社が一般客向けにタイタニック号への潜水ツアーを行うのは2005年以来のことだが、この2012年夏のシーズンが最後になるかもしれない。
「諸事情から、ディープ社が行うタイタニック号への潜水ツアーはこれが最後になる見込みだ」とマッカラム氏は言う。1998年からタイタニック号への潜水を行っているディープ社では、ドイツの戦艦ビスマルクの沈没場所や北極点、熱水噴出孔など、通常観光で行けない場所へのツアーを企画している。「支援船がまもなく現役を退くことになっていて、潜水艇も政府の仕事に戻る予定だ」。
 さらには、一部の歴史家や保護推進派から、観光目的での潜水に反対の声が上がっている。遺物の持ち去りやゴミの散乱、接近によるダメージなどの問題により、海底の沈没現場の保存状態が危機に瀕しているというのがその理由だ。
 タイタニック歴史協会(Titanic Historical Society)の会長を務めるエドワード・カミューダ(Edward Kamuda)氏は、次のように述べている。「われわれにとって、あの場所は墓地だ。これ以上なぜ眠りを妨げるのか。あそこで水中結婚式を挙げたカップルもいた。100周年ということで、クルーズ船が出て、シャンパンを飲んだりといったことも行われるようだ。そのようなことは、タイタニック号の沈没を記念し、失われた多くの命を追悼するやり方として適切だろうか」。

★保存状態を危惧する発見者
 不沈船と呼ばれたタイタニック号は、1912年4月14日深夜に氷山に衝突し、4月15日午前2時20分に沈没した。この事故で1500人を超える乗客、乗員が命を落とした。
 船の沈んだ場所は長らく不明だったが、1985年9月1日にニューファンドランド島の南東約611キロの海底で船体が見つかった。
 このとき船を発見したのが、深海探検家のロバート・バラード(Robert Ballard)氏だ。ナショナル ジオグラフィック協会付き探検家のバラード氏は、タイタニック号への接近が容易になっていることが、船体の“寿命”を縮めていると考えている。
「われわれはあらゆる損傷の動かぬ証拠を押さえている。潜水艇が訪れ始める前のタイタニック号のモザイク写真を持っているので、(現在の)船体を見れば、どこに潜水艇が着床したのかわかる。船の見張り台も損傷によって失われている」とバラード氏は述べている。
 さらには、沈没現場にゴミが散乱していることも多くの写真が示しているという。それらは海上の支援船から投げ捨てられたものや、潜水艇が落としたバラストなどだ。

★潜水ツアーは“無害”と主催側
 ディープ・オーシャン・エクスペディションズ社のマッカラム氏は、同社による今夏の潜水ツアーがタイタニック号の保存状態に影響を及ぼすことはなく、船から何かを持ち去ったり、損傷を与えることはないと主張している。
「潜水艇が船体にぶつかっているなどの記事が時折出る」が、あれは大げさに書きすぎではないかとマッカラム氏は言う。「5000万ドルもする潜水艇を、むやみにぶつけるわけがない」。代わりに同氏が状態悪化の要因とみなしているのは、ほかならぬ自然の作用だ。
「船体の劣化が急速に進んでいるのは、金属製の船体が塩水に浸かっていて、その状態が100年近くも続いているせいだ」。

      

★タイタニック号を“救う”ことは可能か?

 年月と自然の作用が船体劣化に大きく影響している点については、発見者のバラード氏も意見を同じくするところだ。今後、タイタニック号がいつまで持ちこたえられるかはわからない。

 しかし探検家であるバラード氏は、自然という問題に対しても野心的な計画を立てている。船体の汚れを落とし、ロボットを使って防汚塗料を塗るための許可を申請しているのだ。

 処理を施すだけの価値は十分にあるとバラード氏は言う。「そうすることで船体が開き、保存状態のよい貴重な船内がむき出しになるのを防げる」。映画監督のジェームズ・キャメロン氏が最近撮影したタイタニック号の船内の様子には、「今にも湯が出そうなトルコ式浴場が映し出されていた」とバラード氏は述べている。

 バラード氏の希望が実現すれば、いつの日かタイタニック号を訪れることは富裕な探検家だけの特権ではなくなるかもしれない。

「遠隔からの撮像技術を使えば、タイタニック号を海の中の電子博物館に変えることが可能だ。そうすれば誰でも訪れることができる」とバラード氏は述べている。

Photograph by Emory Kristof, National Geographic  文=Brian Handwerk

次回は“タイタニック号の悲劇を象徴する電信機 深海ロボットで回収?”に続く

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・・・・・・山を彷徨は法悦、その写真を見るは極楽  憂さを忘るる歓天喜地である・・・・・

森のなかえ

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