☆★ サムター要塞をバルサン=サムター要塞の戦い=しようとしたつもりが火責めになってしまい、南北戦争が起きる(1861年)。☆★ 長らく使われていた丸ビル原器に代わり、霞ヶ関ビル=高さ147メートルで当時日本一=原器が単位として採用される(1968年)。☆★ ジンバフェ政府が自国の紙幣に0を付け足す余裕が無くなったため、紙幣の発行自体を止めてしまう(2009年=ジンバブエ・ドルの無期限発行停止)。
本日記載附録(ブログ)
世界一の豪雪の国/日本。 21世紀に入り、雪が多くなった。
豪雪が防災上も見逃せない問題として浮上してきた。 雪氷防災とは・・・・・
【この企画はWebナショジオ_【研究室】_「研究室」に行ってみた】を基調に編纂(文=川端裕人/写真=藤谷清美 & イラスト・資料編纂=涯 如水)
◇◆ 佐藤 威(04) / 第2回 日本の半分が大雪になるわけ =2/2=◆◇
なるほど、大陸からの季節風がほどよく弱まると、もともとそれほど強くない陸風と拮抗して上昇気流が生じ、沿岸部に雲ができやすくなるという理屈。なんか分かった気がする。
「里雪が降りやすい状況で、もうひとつよくあるのは、本当に冬型が強いときに、朝鮮半島の付け根あたりから白い雲の太い帯が伸びてくることがあるんです。北朝鮮と中国の境に白頭(ペクト)山という山があるんですけど、そこで北側と南側に分かれた気流が、日本海上で収束して、それに伴って強い対流が起きて雲ができる。それが日本列島に伸びてきて、ぶつかったところで非常に強い雪が降ると。2年前ぐらいの鳥取・島根の辺の豪雪とか、あるいは昨冬、福井でもありました。気象衛星の写真でもはっきりと分かるんです」
こういった降雪のメカニズムについては、このセンターの建物の一番上に設置されている、マイクロ波レーダーの観測で、かなり詳しく解明されつつある。
ただし、降雨の研究よりは、困難が多い。担当者の中井専人(なかい せんと)総括主任研究員に後で引き合わせてもらったところ「雨粒に比べて、雪って形が複雑なのでレーダーの研究も難しいんです」とまず言われた。
「雨の場合は、形が大きさによって決まってるんですね。小さければまるくなりますし、大きくなってくれば潰れてやや扁平になる。それに対して、雪片は、もとの雪の結晶もいろんな形がありますし、絡まり方も違う。それから霰(あられ)もある。気温がプラスのところを通ると、今度は濡れ雪で、氷と水の両方を含んだものになる。レーダーで同じ強さの反射が返ってきても、実際の降水(雪)量は、理論的には4倍の差、実際の観測でも2倍も差があることもあります。降水量の見積りで2倍違ったらえらいことなので、レーダー観測しながら一方で実際の降雪量はこれだけと測って、研究しているわけです」
その上で、センターがある新潟県の降雪と雲のパターンを研究したところ、だいたい6種類があることまではつきとめたという。
日本海からの風の向きと並行した線状の雪雲になっているのがLモードで、北西季節風に斜行(ほぼ直交)するように向いているのがTモード。これらは典型的な冬型の気圧配置の時に良く現れ、山雪になることが多い。
さらに、降雪域がべったりひろがったSモード、反時計回りに渦状の降雪域が強い降雪をもたらすVモード、山の斜面で雲が動かないMモード、海岸近くで動かないDモードなどが観察されている。
ここらはセンターがある新潟県固有の降雪パターンなのだが、他地域にも充分一般化可能だろうと中井さんは踏んでおり、近い将来、一般降雪論、みたいな話に発展していくかもしれない。
中井さんは言う。
「実は、雪に関する研究といっても、私みたいな降雪の研究者は少なくて、積雪の方が多いんですね。このセンターには、積雪に関しては、観測、実験、積雪のモデルを作る人、全部揃ってますけど、降雪のほうはちょっと人数が少ないんで、まずは観測中心にやっています」
雪の研究で、降雪・積雪という分野の違いがあることが新鮮だった。しかし、考えてみると、降雪の観測やメカニズムの解明と、雪が積もった後の挙動の解明はまったく違う話だ。防災にはもちろん前者も大いに関係あるが、地上に降りたとたんに「積雪」になる以上、その研究者が多くなるのは自然なのだろう。
次回は“第3回 雪国の冬を安全、快適に過ごすために”に続く・・・・・・
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・・・・・・山を彷徨は法悦、その写真を見るは極楽 憂さを忘るる歓天喜地である・・・・・
森のなかえ
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