☆★ ベートーヴェンが民衆のために戦った革命の英雄に捧げた革命の英雄を僭称した権力欲の山師をdisる交響曲を発表(1805年)。☆★ 戦艦大和、沖縄県へ決戦の活躍の雄姿を見せる間もなく米軍の戦闘機にボコられて海の藻屑に(1945年)。☆★ 手塚治虫のノンフィクション漫画『豪腕アトム』が、月刊誌「幼年」で掲載開始(1952年)。&so、ジャパニメーションの代表格『機動戦士ガンダム(初代)』、起動する(1979年)。
本日記載附録(ブログ)
世界一の豪雪の国/日本。 21世紀に入り、雪が多くなった。
豪雪が防災上も見逃せない問題として浮上してきた。 雪氷防災とは・・・・・
【この企画はWebナショジオ_【研究室】_「研究室」に行ってみた】を基調に編纂(文=川端裕人/写真=藤谷清美 & イラスト・資料編纂=涯 如水)
◇◆ 佐藤 威(02) / 第1回 世界一の「豪雪国」、日本の現実 =2/2=◆◇
日本固有の事故の問題というのは後で戻ってくることにして、世界的にも希な、人口が多い降雪地帯としての日本とは、どんなふうなのだろう。
「国の基準で豪雪地帯とか特別豪雪地帯という区分けをしてるんですよ。基準にてらして、おたくの市は豪雪地帯に入ってますよと。それによると豪雪地帯は、日本全体の大体50%ぐらい、19万平方キロメートルです。ただ人口は、やっぱり人口密度が低いもんですから、2000万人くらいで、総人口の15%ぐらいですかね」
人口密度が低いとは言っても、ここは日本。世界の豪雪地帯に比べたら、人口稠密(ちゅうみつ)なのだそうだ。ちょっと調べると分かったのだが、たしかに世界の都市で日本の豪雪地帯ほど雪が降るところは珍しい。1年に降る雪の量は、100万人を超える大都市では、カナダのモントリオールの積雪が多く、年間平均2メートルを超えるが、日本の札幌市では6メートル超、新潟市では2.5メートル超だ。新潟市は雪国の中ではそれほど降らない(しかし、豪雪地帯には区分されている)と聞いていたので、日本の雪がいかに多いか物語っているように思える。
その分、雪にまつわる事故も多くなる。
「豪雪による私たちの社会の損失……、人的被害についていいますと、公式な数字を消防庁が集計して出したものが、防災白書なんかに出るんです。それだと、大体毎年100人前後は、雪でなくなってます。ただ、それには交通事故が入ってないんですよ。当然、雪国だとスリップしたり、あるいは吹雪なんかで前が見えなくなってぶつかる事故もあるので、そういう場合も拾うと、大体倍ぐらいになると見ています」
平成18年豪雪では、152名が犠牲になった(佐藤さんの説明にあったように交通事故含まず)。この災害規模は、夏場に西日本で特に多くなる豪雨・台風による被害などと規模的には似ているかもしれない。台風の場合、1959年の伊勢湾台風のように数千人の人的被害を出した例もあるが、近年は幸い(というか不幸中の幸い)そこまでの大災害には発展していない。
さて被害の内訳はというと、「日本固有の事故」によるものが多いそうだ。
「屋根の雪下ろし、除雪中の事故なんです。屋根に上がって、滑って落ちてとか、あるいは雪下ろしをしようとして梯子で登りかけて、それが滑って倒れてですとか。屋根からの落雪の直撃を受けて、下敷きになって亡くなることもある。こういうケースだけで全体の4分の3になるんです。家屋の倒壊は、平成18年豪雪の時には50棟弱でしたが、それによる死者は6名でした。あと、雪崩が少し。例えば、同じ年、秋田県の乳頭温泉の雪崩で人が亡くなっています。去年、平成24年の豪雪ですと、同じ秋田、玉川温泉での雪崩がありました。それらは統計には入っているんですが、登山者が山で雪崩に巻き込まれた、というような場合はカウントしていないんですね」
あくまで、人里での事故、というのが防災白書に出てくる数字であるようだ。
それにしても、死亡事故の主要原因が、屋根雪下ろしとは!
一方、人的被害とは別に、経済的な損失についてはどうだろうか。
「18年豪雪、23年、24年の豪雪などは全国的に話題になったので、農業被害や除雪費やらを計算したものは見たことがありますが、すべてを網羅してのものはまだないですね。24年の豪雪については、新潟県での道路通行障害についての損失額をわたしたちが試算してみました……こういうことは、対策をする便益を評価するのに必要なので」
それによると、24年の豪雪での新潟県内での経済的損失は、「大雪による道路通行阻害の走行損失」が12億円、「雪崩の危険性による通行規制に伴う経済損失」が4.5億円、などとされている。あくまでも新潟県内、それも道路の通行障害に限るものであることに注意。
次回は“第2回 日本の半分が大雪になるわけ”に続く・・・
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・・・・・・山を彷徨は法悦、その写真を見るは極楽 憂さを忘るる歓天喜地である・・・・・
森のなかえ
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