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Channel: 【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》
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果てなき宇宙への夢は_学究達=294/高橋有希(03/mn)

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  ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=平成4年02月24日<ⰧⰊⰧ

☆★ 満州に関するあれこれに関して国際連盟で殆ど全世界からダメ出しされた日本、大見得切って席を蹴り連盟から脱退する(1933年=松岡代表退場)。☆★ ベトナム南部で同時多発的な乱暴狼藉を働いたベトコンをアメリカ軍が鎮圧(1968年=ベトナム戦争: テト攻勢が終了)、しかし生中継を見た人々は何故かアメリカの敗戦と認識してしまいメディアリテラシーが問われることに。☆★ この日、日本では表向き国中が自粛していたが、現実は(ry(1989年= 昭和天皇の大喪の礼)。 &so 第二次南極観測隊が悪天候のため越冬を断念し、タロとジロら樺太犬15頭を置き去りにして撤退したのは1958年。

本日記載附録(ブログ)

2012年5月、国際宇宙ステーションに補給物資を届けた宇宙船。開発したのは宇宙ベンチャー企業、SPACE_X社

物資だけでなく、将来的には宇宙飛行士を運ぶ計画もあるという。このSPACE_X社で働いていた日本人エンジニアがいた

【この企画はWebナショジオ_【研究室】_「研究室」に行ってみた】を基調に編纂(文=川端裕人/写真=藤谷清美 & イラスト・資料編纂=涯 如水)

◇◆ 高橋有希(03) /  第2回 「月の南極」から「地球の南極」へ =1/3= ◆◇

では、博士課程の学生として、天体物理研究のための望遠鏡を設置するために、4回、10カ月にもわたって南極点に滞在したいきさつ。

「子どもの頃から、天文学にものすごく興味があったわけですけど、大学ではあえて物理学を専攻したんです。理由は、物理のほうが幅が広くて、いろいろな分野で活用できるだろうと。宇宙飛行士になるためにも重視されるかもしれないと思いましたし」

 というわけで、高橋さんはカリフォルニア工科大学(いわゆるCALTECH)に入学し、学部生時代を過ごす。物理学を学べば他にも応用がきくというのは本当で、それが証拠に、天体物理学、地球物理学、生物物理学といった学問領域は存在するが(それぞれ、物理学の方法を応用したもの)、その逆は聞かない。英語で……なんとかPhysicsと呼ばれるような分野は、物理学の応用が大きく物を言っている。

 もっとも、高橋さんが物理学を学べば、元々の興味である天文学に近い天体物理や惑星物理の方面に引き寄せられるのは必然だった。それが、南極点の望遠鏡設置へとつながっていく。

「学部生の頃に物理学を勉強しながら、天文学と、特に月に魅力を感じていました。それが理由で、月に望遠鏡を設置したかったんですね。月面の南極に大きなクレーターがいくつかあって、その中には太陽の光が通らないんです。なので宇宙を観測するのに良い環境。しかも水が凍った状態で存在しているかもしれないと言われていまして、多分基地をつくるとしたらそこが最適な所と考えられています。だから、基地や望遠鏡を設置する場所として、まずは地球ではなく、月の南極に興味を持ったんですよ」

 月に望遠鏡を設置する計画は、当時、イギリス・スコットランドのグラスゴーで研究している教授がおり、高橋さんは修士課程ではグラスゴーに籍を移して、学位論文をその教授の元で仕上げた。同じ南極とはいえ、まず「月の南極」に先に関心を持ったというのだから驚きだ。

「で、そこから地球の南極のことも考え始めたんですけど、博士課程のバークレーでは、まさにそこに望遠鏡を作るプロジェクトが進んでいました。宇宙の起源について、宇宙はどう始まったのか、世の中のものはどこから来たのか追求するためのもので、僕はそれにも興味があった。それで、話しに行って、そのプロジェクトに参加したんです。月の南極に望遠鏡を設置する前に、地球の南極でまず設置してみたかったというのも、もちろんあります」

 なんだか語られるとあまりにあっさり実現してしまうのだが、天文学、物理学、宇宙の起源、そして宇宙飛行士になりたい! という様々なものが、有機的、重層的に織りなして、そこしかないという針の穴を通すような道のりを歩んでいるというような印象をこの時点で抱いてしまう。

・・・・・・明日に続く・・・

■□参考資料: 天体物理学 (1/3) □■

天体物理学(:astrophysics)は、天文学及び宇宙物理学の一分野で、恒星銀河星間物質などの天体の物理的性質(光度密度温度・化学組成など)や天体間の相互作用などを研究対象とし、それらを物理学的手法を用いて研究する学問である。宇宙物理学とも。天文学の中でも19世紀以降に始まった比較的新しい分野で、天文学の近代部門の代表的な分野と目されている。

例として、宇宙論の研究は、理論天体物理学の中で最も規模の大きな対象を扱う学問であるが、逆に宇宙論(特にビッグバン理論)では、我々が知っている最も高いエネルギー領域を扱うがゆえに、宇宙を観測することがそのまま最も微小なスケールでの物理学の実験そのものにもなっている。

実際には、ほぼ全ての近代天文学の研究は、物理学の要素を多く含んでいる。多くの国の天文学系の大学院博士課程の名称は、「天文学 (Astronomy)」や「天体物理学 (Astrophysics)」などまちまちだが、これは専攻の学問内容よりもその研究室の歴史を反映しているに過ぎない。

歴史

天文学の歴史は人類の歴史そのものと同じくらいに古いが、天文学は長い間、物理学とは区別されてきた。アリストテレス的な世界観では、天は完全な世界であり、天体は完全な球形であって完全な円軌道上を動いているとされていた。一方、この地上は不完全な世界であり、これら二つの世界は互いに無関係であると考えられていた。

太陽惑星地球の周りを回っているという一見常識的な見方(天動説)についても、何世紀にもわたって疑問が投げかけられることはなかった。しかし16世紀になってニコラウス・コペルニクスが、地球と他の全ての惑星は太陽の周りを周回する太陽系を形作っているというモデル(地動説)を提案した。ガリレオ・ガリレイは定量的測定を物理学の中心に据えたが、天文学での彼の観測は、まだ天体物理学的な意味は持っていなかった。

やがて精密な観測データが得られるようになると、観測された天体の振る舞いに対して理論的な説明を追求するという姿勢が生まれてきた。初めのうちは、17世紀初期に発見されたケプラー惑星運動の法則など、場当たり的な経験則が見出されるにとどまっていた。しかし、17世紀の終わりになるとアイザック・ニュートンが、地球上の物体の力学を支配する法則と同じものが惑星や月の運動をも支配していることを発見し、ケプラーの法則とガリレイの力学とを橋渡しすることになった。これが天文学と物理学とを統合した最初の仕事である。

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◆ Telescope at the South Pole (BICEP-3) - Deep Sky Videos ◆

 

動画のURL: https://youtu.be/ap0o2zWNZM0  

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・・・・・・山を彷徨は法悦、その写真を見るは極楽  憂さを忘るる歓天喜地である・・・・・

森のなかえ

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