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Channel: 【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》
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グッスリ眠れるか!!?話そう_学究達=289= /三島和夫(27/29)

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  ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=平成4年02月12日<ⰧⰊⰧ

☆★ ウィキペディアの2月12日に「ウィキペディア日本語版が1000ページを達成。」と書いてある。どう見ても内輪ネタです、本当にありがとうございました。・・・・&so 本日はダーウィンの日であり、レッド・ハンド・デー≪少年兵の徴募と使用の停止、および少年兵へのサポート≫。☆★ 新宿・伊勢丹の真ん前で、チョコレートを使ったバレンタインの布教活動がスタート(1958年)。☆★ デナリ(マッキンレー)の冬季単独登頂に成功した植村直己が下山途中に消息を絶つ(1984年)。そしてチャールズ・M・シュルツがスヌーピーの最終回を描き上げて永遠の眠りにつく(2000年)。

本日記載附録(ブログ)

 睡眠はとても日常的な「行動」だ。誰だって毎日眠る。当たり前の睡眠なのに、日本人の5人に1人が問題を抱えている

何が問題なのか。どうすればぐっすり眠れるのか ??⁈ その答えを国立精神・神経医療研究センター三島和夫が明かす

【この企画はWebナショジオ_【研究室】_「研究室」に行ってみた】を基調に編纂(文=川端裕人/写真=藤谷清美 & イラスト・資料編纂=涯 如水)

◇◆ 三島和夫(27) /  第11回 体内時計と睡眠習慣の関係がついに明らか =2/2= ◆◇

 こういう話を聞くと、我々は動物なんだなあ、と感じさせられる。

 社会的な影響を排除して、自然環境の影響も排除すると、残るのは遺伝的・生得的なもので、この場合は体内時計の周期は個々人で決まっている。これは、決定論的に響くけれど、実際はそうではない。光などの環境に応じて調節していく仕組みがある。その調節の仕組み自体、遺伝的に決まっているといえば、きっとそうなのかもしれないが、やはり環境があって、身体が応答するというのは大事な視点だ。そして、その際に、社会的な環境よりも、光に反応するというのが、原始的な意味で「動物だなあ」と思う所以。

 我々の体内時計の周期の「分布」についてもう少し。

 体内時計が25時間ではなく、24時間10分だったとしても、50分程度の差など大したことないのではないか、という感想があった。また、24時間10分を中心に、ほぼ正規分布するなら体内時計25時間の人もいるだろうし、「体内時計25時間はウソ」は言い過ぎではないか、という感想もあった。

 このあたりはどうなのか。

「25時間以上という体内時計の周期は、理論的にはあり得ないわけじゃないですが、これまでアメリカでも日本でも、厳密な方法で測った場合は1人もいないんですね。かりに25時間の周期の人がいたとしたら、小さい頃から、実生活が破綻してしまっていると思います」

 25時間周期の人は実生活が破綻?

 どういうことだろう。

Fig=1= 上図参照

三島さんたちが実際に会ったことがある範囲内で(つまり、実験の被験者で、厳密な測定をした人の中で)きわめて体内時計の周期が長い場合、たとえば、24時間30分くらいの人の様子を素描してもらった。

「こういう人はですね、眠くなる時間が毎日毎日遅れていくのを微調整するのが大変で、要するに早寝早起きのほうにずらすことがほとんどできない。何とかその位置を保つのが精いっぱい。物心ついた頃から全然朝起きれない、宵っぱり、寝坊の子ども時代を送って、あとは遅刻の常習魔になるパターンですね──」

 24時間10分を平均としてほぼ正規分布、といっても、それほど裾野が広いわけではない。そして、少しでも、体内時計の周期が長いと、三島さんが言う「真の夜型」になりやすくなる。

 24時間30分という体内時計は、平均よりもわずか19分遅いだけだが、たったそれだけで現代社会では適応に苦労する。単に夜型というのを越えて、自分の生活のリズムが1日の周期と完全にかけ離れてしまう「非同調型」にもなりかねないという。ましてや、25時間周期だと……大変なことになりそうなのは間違いないのである。

Fig=2= 下図参照

次回は“第12回 寝過ぎもダメ!なこれだけの理由”に続く・・・

■□参考資料: 睡眠健康講義 = 脳の働き高める工夫を = □■

睡眠は加齢とともに変化します。成人はノンレム睡眠から始まり、一時間程度でレム睡眠が出現します。一晩のうち、九十分間隔で数回この睡眠サイクルを繰り返します。胎児や新生児では、成人のように、 明確にレムとノンレム睡眠に区別できないこともあります。

レム睡眠は受胎後三十週で現れ始め、四十週でピークに達します。新生児ではおよそ50%~70%がレム睡眠ですが、生後六カ月では約30%に低下し、成人では20%以下となります。ノンレム睡眠は生後二~六カ月に出現し、成人と同じ睡眠サイクルとなるのは、脳の構造や機能がほぼ完成する五~十歳以降です。

人間の自我が芽生え、意思決定ができるようになるのもこの年齢で、睡眠と脳の発達の相互作用が明らかです。脳の発達が最も活発な胎児期や新生児期で多いレム睡眠は、脳の発達を促していると考えられています。

成人後もレム睡眠の劃合は比較的変わらず、学習や記憶の促進と密接に関係します。発達遅滞児はレム睡眠の量が健常児よりも少なく、知能の高い子供はレム睡眠が多いという研究もあります。

睡眠の深さをみると、子供ほど睡眠前半のノンレム睡眠の中の深睡眠量が多く、高齢になるに従い、ほとんど浅睡眠だけになります。発育盛りの子供が起こしづらいのは、深睡眠の量が多く、質が良好だからです。

睡眠サイクルは二歳以下の子供で成人より短く、特に新生児は一回ごとの睡眠が四十~六十分で、小刻みに何回も寝ます。一日合計睡眠時間はおよそ十六時間にもなります。これを多相性の睡眠と呼びます。成人するに従い、総睡眠時間は短くなり、十一時ごろから六時ごろまで寝る単相性の睡眠となります。

高齢になると、早寝早起きの傾向となり、昼寝が増え、再び多相性の睡眠となります。そのため何回も目が覚める傾向になります。これは脳の老化の影響もありますが、不眠を起こす神経疾患などの影響も考慮する必要があります。不眠を起こす疾患は年齢とともに増加するからです。また、高齢者の睡眠は個人差が大きいのも特徴です。

睡眠が加齢とともに変化するのは、睡眠が脳の発達により作られ維持されていることを示しています。良い睡眠をとるには、 常日ごろから脳の働きを高めるような生活や工夫が必要です。

出典:名嘉村 博 「良い眠り 良い人生 11」 『琉球新報』 2008年7月8日

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◆ 【体内時計の科学】その仕組みと狂った場合のリセット方法を詳しく解説 ◆

動画のURL: https://youtu.be/PnPEn7ppIFo   

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・・・・・・山を彷徨は法悦、その写真を見るは極楽  憂さを忘るる歓天喜地である・・・・・

森のなかえ

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