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Channel: 【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》
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グッスリ眠れるか!!?話そう_学究達=288= /三島和夫(26/mn)

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ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=平成4年02月10日<ⰧⰊⰧ

☆★ イギリスが、海軍王に俺等はなる!との決意表明を兼ねてド級の戦艦を投入(1906年=戦艦ドレッドノートが進水)。ライバルも巨大戦艦を建造したため、6年後にイギリスはドを超える戦艦を投入することに(ドン!)。☆★ 福岡市に対抗心を抱いていた豊前地方の5市が固まって北九州市が成立(1963年)。余りの図体の大きさと同質性の無さで、後に福岡市に追い越されてしまう。おまけに活気でも熊本市に敗けてしまう。☆★ ドラクエ3を買うために授業をサボる消防厨房が続出(1988年)。 &so 高エネルギー物理学研究所のVIPPERが日本で始めて「www」を使う(1993年=日本最初のホームページを開設)。

本日記載附録(ブログ)

 睡眠はとても日常的な「行動」だ。誰だって毎日眠る。当たり前の睡眠なのに、日本人の5人に1人が問題を抱えている

何が問題なのか。どうすればぐっすり眠れるのか ??⁈ その答えを国立精神・神経医療研究センター三島和夫が明かす

【この企画はWebナショジオ_【研究室】_「研究室」に行ってみた】を基調に編纂(文=川端裕人/写真=藤谷清美 & イラスト・資料編纂=涯 如水)

◇◆ 三島和夫(26) /  第11回 体内時計と睡眠習慣の関係がついに明らか =1/2= ◆◇

さて、前回の続き。「夜型」、とりわけ「真の夜型」と、体内時計の関係。

 まず、人間の体内時計の周期が25時間ではなく、平均24時間10分でありだいたい正規分布しているという「事実」について。これが、なかなか、納得してもらえなかったのはなぜか。三島さんに聞くと、それも仕方ないかもしれないとまず思った。

 三島さんは「専門家ですら、まだ25時間だと思っている人もいるんです」として、このように現状を語る。

「でも、それは古い測定なんですね。昔は、洞窟に人を入れて実験していたんです。人間の睡眠周期は環境よりも社会的なニーズに大きく左右されると思われていたので、洞窟に隔離すればいいだろう、と。照明などの影響はあまりないと考えられていて、普通に照明が使われていました。いわば夜に人工照明の光にあたってリズムがずれる効果なども含めて、周期が25時間くらいに見えていた、ということなんです」

 現在の知見では、人間の睡眠は社会的なニーズよりも、光などの自然環境に影響を受けやすい(もちろん人工照明も含む)。その光の影響をうまく取り除く仕掛けをした実験を行うようになって、はじめて遺伝的・生得的に持っている体内時計の周期がわかってきた。

「さすがに被験者をずっと暗闇の中に置くわけにもいかないので、15ルクスくらいの微弱な光で生活してもらい、なおかつその光の影響もうまく差し引けるような洗練された方法で最初の結果が出たのが1999年です。アメリカのハーバード大学での研究で、『サイエンス』という有名な雑誌に掲載されました。衝撃的な論文でした」

 その後、同じグループが何度か実験を繰り返し、日本では三島さんたちが同種の実験を行った。すると不思議なことに、体内時計の周期の平均の差が、アメリカでの結果とわずか1分! とほぼ一緒になった。さすがにここまで一致するのは偶然の要素があるのだろうが、アメリカ人でも、アジア人でもほとんど同じだったということは、人類の体内時計の周期がだいたい似たものであろうと示唆しているという。

「洞窟での実験が始まった1960年代は、人間の体内時計は非常に周囲の影響を受けにくいと思われていたんです。その頃でもネズミなんかは薄暗がりの5ルクスとか10ルクスとかでも体内時計が動くと分かっていたので、常識で考えれば人間も影響を受けると思うんですが……。そして実際に、その後、だんだん人間の体内時計も光に影響されると分かってきました。まず、数千から1万ルクスのとても強い光で変化することが分かって、強目の家庭照明の1000ルクスでもしっかり当てれば動くと。それまでは、人間にとって大事なのは、社会的な同調、明日何時に起きようとセットした目覚まし時計ですとか、会社の出社時間ですとか、大脳皮質が絡むような刺激が最も大事で、光とか食事とかはあんまり影響ないって思われてたんです」

 ここは大切なことが2重になっていると思う。

 ひとつは、もちろん「正しい」体内時計の周期が分かったこと。1999年のブレイクスルーから10年以上たって、今ではそれが受け入れられている。国内での受容がまだまだなのは、ちょっと問題なのだが。

「一般の方が知らないのは無理ないんです。専門家の中でもご存じない人が多いので。この4~5年くらいに出た大型の教科書は、順次、書き換わってきてますので、医学生ですとか、この後のビギナーはちゃんと勉強してくれると思ってます」

 もうひとつ大事と思えるのは、人間の体内時計が、社会的な同調よりも、むしろ、光のような自然環境に強く影響されることがはっきりしてきたことだ。

・・・・・・明日に続く・・・

■□参考資料: 睡眠健康講義 = 恋愛と睡眠の深い関係 = □■

アルゼンチンにあるルハン動物園は、とても人気があります。というのは、この動物園では観光客がトラのおりに入って、直接トラの体に触れることができるからです。なぜそんな危ないことができるのでしょうか。人は昼に活動して、夜に眠ります。しかし夜行性のトラは昼間は眠っているのです。小さいころから人間に育てられているので、慣れてれていることもありますが、眠いときに触られているので、あまり気にならないと考えられます。

眠りのホルモン「メラトニン」は夜になって光がなくなると脳の中心部にある松果体という器官で作られます。メラトニンは「夜になったので、眠る時間ですよ」というシグナルを体の各所に伝えて、人を眠りに誘います。逆に、明るくなるとメラトニン分泌が低下し「朝になったので起きる時間ですよ」との信号になります。                                                     
このメラトニンの作用は人間にとっては眠りの信号ですが、夜行性のトラにとっては、猟をする信号として働きます。メラトニンは必ずしも眠りのホルモンではないのです。 

太陽光に依存し 

またメラトニンは、日照時間に応じて分泌量が変わりますから、季節を知らせるシグナルの働きもあります。地球上の生き物は、すべて太陽光のエネルギーに依存しており、地球の自転(昼と夜)と公転(春、夏、秋、冬)にうまく順応して生きています。樹々は、夏には太陽光を受けて光合成を行い成長します。秋には葉を落として冬の寒さに備えます。すべての生き物はメラトニンを利用して、昼夜を区別し、四季を感じて生命活動をしています。

実は、この眠りのホルモン「メラトニン」は私たちの恋愛時期とも関係があるのです。生物にとって大事なことは種の維持であり、繁殖行動です。メラトニンは、生物の成熟時期や繁殖期を決定する作用もあるのです。前にl度お話しましたが、説まれていない方のために、再度と紹介します。イヌイットの女性は昔、冬になると生理がなくなることが知られていました。冬には日照時間が極端に短くなり、メラトニンが多く分泌されると、その作用で性腺が抑制されていたのです。

これは、極寒の地に暮らす生き物の適応と考えられます。もし冬に妊娠して、子どもが秋に生まれるとどうなるでしょうか。半年を暗い中で暮らすイヌイットにとって、冬に食料を調達し乳児を育てるのは非常に困難です。早生まれであれば、太陽の恵みのある季節で、子供を育てやすい環境です。逆に言うと、日が長くなる春から夏にはメラトニンの分泌が抑制されて、性腺が刺激されて妊娠する可能性が高くなります。

しかし、1980年以降は極寒の地にもエネルギー(人工光)がもたらされました。そのため、本来の生物リズムが乱され、誕生月の出生数に差がなくなったのではと推察されます。 

「出典:宮崎総一郎 『全国商工新聞 』2013年3月4日」

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◆ 夜型は努力で変えられない!?体内時計の不思議 ◆

動画のURL: https://youtu.be/k5gT2h2tfWY   

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・・・・・・山を彷徨は法悦、その写真を見るは極楽  憂さを忘るる歓天喜地である・・・・・

森のなかえ

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