Quantcast
Channel: 【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2016

グッスリ眠れるか!!?話そう_学究達=284= /三島和夫(22/mn)

$
0
0
ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=平成4年02月01日<ⰧⰊⰧ

☆★ ブラジルでリアルタワーリング・インフェルノが発生、高層ビルだからって安心できないことを世の人に知らしめる(1974年)。☆★ 愛国心と幸福がなくなり、日本は絶望のどん底に……、なるわけもなかったのは、日本人にとって「愛国心と幸福だけが友達さー♪」ってわけではなかったから(1987年)。☆★ スペースシャトル・コロンビア号に搭乗していた7人のクルーが、テキサス州上空でお星さまになる(2003年=コロンビア号空中分解事故)。 翌年、 肉体言語を繰り出す白と黒の魔法少女のアニメの初放送日(2004年)。以後15年以上もシリーズでロングランを重ねることに。

本日記載附録(ブログ)

睡眠はとても日常的な「行動」だ。誰だって毎日眠る。当たり前の睡眠なのに、日本人の5人に1人が問題を抱えている

何が問題なのか。どうすればぐっすり眠れるのか ??⁈ その答えを国立精神・神経医療研究センター三島和夫が明かす

【この企画はWebナショジオ_【研究室】_「研究室」に行ってみた】を基調に編纂(文=川端裕人/写真=藤谷清美 & イラスト・資料編纂=涯 如水)

◇◆ 三島和夫(22) /  第9回 「勉強と睡眠」の新常識 =1/2=  ◆◇

きわめて私事であるが、今年度、自分の2人の子どもが高校受験・中学受験の年回りだった。

 中学受験の方はしないことにしていたので直接関係なかったのだが、それでも学校や習い事を通じての知り合いの多くが、私立や国立中学、さらには中高一貫の都立を受験させていた。「中学受験は親子の受験」と言われるように、悩み深い話をよく耳にした。もちろん、親の方から。

 一方、高校受験は「本人の受験」の度合いが高まるから、こちらはやきもきするのみなのだが、それでも、学校から帰っていったん仮眠してから、深夜まで勉強している様子を見て、「そこまで眠いなら、もっと早く眠ればいいのに。試験は朝だぞ」などと思っていた。12月に、三島さんから「中学生は必要な睡眠時間も長く、しかし、学校は朝早くからある、人生で一番、眠たい年頃」などと教えてもらっていたので、なおさらである。

 では、実際のところ、受験と睡眠、もっと一般化した言い方をするなら、学習と睡眠についてどの程度のことが言えるのだろうか。ぼくが子どもの頃、「四当五落」などという言葉(四時間睡眠でがんばった者は受かるが、五時間も眠っているやつは落ちる、みたいな意味。念のため)があったが、あれは大学受験でのことだろう。また、中学生や小学生が、毎日四時間睡眠をしていると、いくらなんでもパフォーマンスが落ちる、というのが今の睡眠学の知見からは妥当なように思う。というか不健康だ。睡眠学の「新しい常識」として、このあたりに適切な回答はあるのだろうか。

 三島さんは、思案しつつ、まずはこう切り出した。

「確実に言えるのは、試験前に完全に徹夜というのはまずいってことですね。これは、いろんな実験で明らかにされてまして、単に眠気の問題ではなく、計算の正確さが落ちたりします」

 眠らないで試験に臨むのはいくらなんでもダメ、である。当たり前と言えば、当たり前なのだが、睡眠学的な裏付けもあるということなので、ますますダメだ。

「あと、睡眠時間を削ってたくさん勉強するのがいいのかいうと、ちょっと難しい話です。長く寝ていれば当然勉強時間は短くなります。かといって長時間勉強しても、それがどれだけ頭の中でコンソリデートされていく(定着する)かというのは、睡眠がかかわることですし。徐波睡眠(深い睡眠)もレム睡眠もそれぞれ、記憶したものを海馬(記憶を司るとされる脳の部位)に刷り込むのに役立ってるので、きちんと長期的記憶を保持しようと思ったら、覚えた直後に睡眠をとらなきゃいけないと、実験的にも示されています。でも、何時間まで睡眠を削っても学習に影響ないかって……そういうことを厳密にやった研究は見たことないですね」

・・・・・・明日に続く・・・

■□参考資料: 睡眠健康講義 =徹夜をしなければならない方たちへ(2/2)= □■

島津製作所フェローでノーベル賞受賞者の田中さんは、ある新聞記事の中で次のように話されています。「研究にはまず睡眠。発想が浮かんだら逃さずメモが大切です。夜中まで仕事することはありません。大体夜の7時ころまでですね。夢中になっていて、夜の10時ころまで実験したことがないわけではありませんが、研究に集中できるのは7時間程度が限界です。

睡眠は7時間とらないと体調が良くない。ノーベル賞が決まった日は眠れませんでしたが、その後は7時間に戻りました。」睡眠には、起きているときに見聞きした様々な情報を整理し、必要なことを記憶、無用のことは消去する機能があると考えられています。

昼間に取り入れたすべての情報を記憶していると、コンピュータのハードディスクと同じように、すぐに記憶容量がパンクしてしまいます。睡眠を十分に取らないと、いらいらしたりやる気が出ないのは大脳の機能が十分回復していないからです。

相対性理論も

 ヒトの睡眠は、大脳を休め修復するノンレム睡眠と、脳が半覚醒状態で夢を見ることの多いレム睡眠が1セットとなって、一晩に4回程度このセットが繰り返されます。つまり、ヒトは一晩に4回程度夢をみるのです。夢の中では、過去の記憶がばらばらに再生されますから、突拍子のない発想が浮かぶことが少なからずあるのです。

かのアインシュタインが、相対性理論を思いついたのも、うたた寝していた時であったというのはよく知られている話です。また、ミシンの発明に関しても面白いエピソードがあります。アメリカのイライアス・ハウが今のミシンを完成させるまえに、針の糸穴の位置が決められないで悩み、開発に行き詰まっていました。ある夜、槍を手にしたインディアンに処刑される夢をみました。彼らが振りかざした槍の先端をふと見ると、先のほうに穴が開いていたのです!その槍が彼を貫いたところで目を覚ました彼は、さっそく現在のミシンのように針先に糸を通すアイデアを思いついたといわれています。

これらの話を睡眠学の立場から解釈すると、睡眠の機能が良く描かれていることがわかります。クリエーティブな仕事をする場合、徹夜で考えるのは無駄です。どんなにまわりが静かで集中できると思っても、夜通し行うのは意味がありません。眠らないことにはインプットした情報が整理されず、新たな発想も生まれにくくなってしまうからです。夜までに、しっかり考えて眠りましょう。そうすることで、寝ている間に様々な回路をつなぐ脳の機能がうまく使われ、斬新なアイデアが生まれる可能性が高くなります。 

好きなものから

 ほかの徹夜対処法として、とにかく仕事の量が多く、どこから終わらせようかという状況なら、興味のあるものから始めるのも一案です。自分が興味・関心を持っている仕事は「やらされている」感がある仕事よりも、眠気に負けずにやる気がでてくるからです。しかし、夜遅くなればなるほど疲れがたまり、自分の気持ちややる気とは裏腹に頭が働かなくなってきますので、疲れてきたら30分以下の仮眠を何回かに分けてとることも効果的です。

「出典:宮崎総一郎 『全国商工新聞 』2012年7月30日」

○○-----○○-----○○-----○○-----○○

◆ スタンフォード式 最高の睡眠|超一流の眠り方 ◆

動画のURL: https://youtu.be/SnG8OxmZOKU

・・・・・・・・・・☆・・・・・・・・・・・

=上記本文中、変色文字(下線付き)のクリックにてウイキペディア解説表示=

・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・

前節へ移行 : https://blog.goo.ne.jp/bothukemon/e/99dc6c748350124a4efedadf2d678baf

後節へ移行 : http://blog.goo.ne.jp/xxxx/285/xxx

----------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい--------------

【喜色一笑;歴史自講】 :https://hourou8855desu.seesaa.net/

【浪漫孤鴻;時事自講】 :http://plaza.rakuten.co.jp/bogoda5445/

下線色違いの文字をクリックにて詳細説明が表示されます=ウィキペディア=に移行

================================================

  

・・・・・・山を彷徨は法悦、その写真を見るは極楽  憂さを忘るる歓天喜地である・・・・・

森のなかえ

================================================


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2016

Trending Articles