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Channel: 【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》
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グッスリ眠れるか!!?話そう_学究達=282= /三島和夫(20/mn)

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ⰧⰊⰧ Intermiussion/幕間 =狂(きょう)の出来事=平成4年01月27日<ⰧⰊⰧ

☆★ 我がまま言ったオペラ歌手のために、帝国ホテルのグリルのシェフがタマネギでカサ増しした軟らかいステーキを出す(1936年)。☆★ 名古屋城のてっぺんまで登って金のシャチホコからウロコをちょろまかしてきた不届き者が御用に(1937年)。☆★ アポロ1号が打上げもしないうちから火だるまに、搭乗していた3人の宇宙飛行士はロケットに飛ばされることなくお星様となった(1967年)。 “火だるま”といわば、ロッキード事件丸紅ルート初公判で田中角栄が出廷(1977年)火だるまに。

本日記載附録(ブログ)

睡眠はとても日常的な「行動」だ。誰だって毎日眠る。当たり前の睡眠なのに、日本人の5人に1人が問題を抱えている

何が問題なのか。どうすればぐっすり眠れるのか ??⁈ その答えを国立精神・神経医療研究センター三島和夫が明かす

【この企画はWebナショジオ_【研究室】_「研究室」に行ってみた】を基調に編纂(文=川端裕人/写真=藤谷清美 & イラスト・資料編纂=涯 如水)

◇◆ 三島和夫(20) /  第8回 寝不足の子どもは多動や学習障害状態になる =1/2= ◆◇

日本の子どもたちの睡眠時間が減っているのは、大人と同様。前回は未就学児や小学生の話だったが、三島さんによると、問題はそれに留まらないという。

「睡眠不足による精神症状の出方は、年代ごとにちょっと違うだけでずっと大人まで続くんです」と。

 例えば──

「小学生は、自分の眠気をうまく表現できないんで、むしろ情緒的な反応を示す、もしくは行動面で示す。落ちつきがなくなったり、多動状態になってくる。中高生になると、今度は、キレやすいといった問題ですね。実は精神科医なら経験的に知っていることなんです。例えば統合失調症とか、躁うつ病の躁状態の方で、穏やかではない精神状態の人がいるわけです。その要因に、不眠で眠気が強いことがありえる。いったん寝れてしまうと、興奮がおさまることがよくあるんですね」

「これは、実は誰でもそうなんだと思います。自分自身について言っても、寝不足のときは、ちょっと不愉快なことがあると、強く反応して声を荒らげてしまったり。普段は、感情面で爆発しないで済ませられていても、子どものようなプリミティブな反応を示す大人もいます。でも、相対的に言えば、子どもは感情爆発、専門的には情動失禁といいますが、喜怒哀楽のコントロールがうまくいかないのと、学習面での問題。大人になってくると、感情面のほうが抑制がきいて、パフォーマンスの低下が問題になってきます」

 子どもの睡眠不足の問題から、実に大きな問題へとつながってしまった。

 とりあえず、子どもに議論を限定しても、注意欠陥・多動性障害や学習障害のような状態になるというのは驚きであると同時に重たい。最近の子どもはキレやすくなった、などという人たちがいるが、かりにそれが本当だとしても、「ゲームのやりすぎ」「ネットの影響」などと単一のスケープゴートを探すより、睡眠不足も含めて様々な要因が絡みあっていることを想定すべきだろう。世の中にあらわれる「現象」で、単一原因のものなどほとんどあり得ないのだから。そして、結局は何がどれだけ効いているか、そして、制御可能な要因はどれか、という問題に帰着するわけだから。

 ふたたび、「夜10時以降の就寝問題」に戻る。

「例えば、どんなに夜型の生活になって昼夜逆転しても、それはそれで体は対応できるんですね。でも、ほとんどの人は、朝、起きる時間に縛られてるから、結局、夜型になればなるほど寝不足になるわけです。今は子どももそれに巻き込まれてしまってるんですね。とりわけ就学前児童だと9時間以上、睡眠をとらなければならない。お母さんが朝早く出勤しなければならなくて、例えば7時に子どもに食事をさせるなら、夜の10時頃には就寝してなければ、基本的には寝不足になりますよね」

・・・・・・明日に続く・・・

■□参考資料: 睡眠健康講義 =子どもの良い寝付きには= □■

沖縄の仲西先生からお聞きした話です。

「2年前に睡眠健康指導士養成講座を受けてから、家の照明の使い方を変えました。それまでは、蛍光灯のみでとても明るくしていましたが、夜に明るい光を浴びると寝つきが悪くなるとお聞きしたので、さっそく夕食が終ったあと蛍光灯を消して白熱灯の赤みのある間接照明にしました。そうすると、子どもが早く眠るようになりました。子どもは4歳と2歳ですが、それまでは2人で遊んでなかなか寝ませんでした。しかし、間接照明にして絵本を読んでいると自然に眠るようになり、その効果に驚きました。あと、寝室も真っ暗にしました。それまでは、豆電球をつけて寝かしていたのですが、朝の寝起きが良くないことが多々ありました。子どもたちは、最初のうちは暗いのを怖がっていましたが、強制的に暗くしていると1週間ほどでなれました。真っ暗いなかで寝かすと、寝起きもよくなりました。私たちも、暗めの環境にいると自然に早く眠れるようになりました。光の効果のすごさに驚いています!」

睡眠時間の減少 

国民生活時間調査(NHK放送文化研究所)では、1960年には平均8時間以上はあった日本人の睡眠時間が、2010年には7時間14分、夜10時までに寝ている人は、1960年には60%以上いたのに、2005年にはたったの24%になってしまいました。夜型社会になった原因のひとつにこの蛍光灯で明るく照らされた環境が影響しているのかもしれません。ここ20年で私たちの体内時計に関して多くのことがわかってきています。体内時計は脳の奥深いところ(視床下部)にあります。この時計は約24時間のリズムで、私たちの身体を昼の活動に適した状態と夜の休息に適した状態に切り替えています。網膜とつながっていて、目から入った光の情報は体内時計に直接伝えられます。強い光は体内時計のリズムを変化させます。朝に強い光を浴びると体内時計のリズムが早まります。逆に、夕から夜に強い光を浴びると体内時計が遅れ、眠くなる時刻が遅くなることが知られています。

 ホルモンに作用

 体内時計のリズムを変化させるには2500ルクス以上の強い光が要るといわれていました。しかし、最近の研究ではそれほど強い光でなくても、夜に長時間にわたって光を浴びていると、睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌が抑制されることがわかってきました。少し明るめの家庭の居間で300ルクス前後ですが、この程度でも30分以上浴びているとメラトニン分泌が抑制されます。

最近の睡眠と光の研究から、睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌を抑制しやすい光の波長があることがわかってきました。具体的には、青色の波長がメラトニン分泌を低下させます。この波長は白色の蛍光灯に多く含まれている成分です。逆にメラトニン分泌に影響しないのは赤みの強い電球色です。電球色は気持ちが安らぐだけでなく、メラトニン分泌に影響が少ないので寝付きが良くなります。間接照明のバーにいると自然に眠くなるのはそのせいでしょうか。

現在の私たちの周囲は明るすぎます。そのことで、体内時計が遅れて寝付きが悪くなっているかもしれません。皆さん、夜は暗めにして省エネに協力して、自らの睡眠を良くするのはいかがでしょうか。

「出典:宮崎総一郎 『全国商工新聞 』2012年7月2日」

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◆ SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術【10分でわかる】 ◆

動画のURL: https://youtu.be/5JZiPUGraWg   

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・・・・・・山を彷徨は法悦、その写真を見るは極楽  憂さを忘るる歓天喜地である・・・・・

森のなかえ

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